ハピネス大国オランダのイエナプラン教育に学ぶ -クリエイティビティの本質-

ユニセフの調査で、子どもが最も幸せな国としてオランダとその教育に注目が集まってきています。リヒテルズ直子さんは、そのオランダに住みながらオランダの教育、特に子ども中心の教育の一つのイエナプランについての第一人者です。リヒテルズさんのお話は確かな知識だけでなく、情熱もお持ちで人の心に届きます。今回、東京都美術館で講演をされます。僕もリヒテルズさんからのお声かけで対談をします。シューレ大学・東京シューレのOBOGも話します。どんな話になるかとても楽しみです。是非、お出で下さい。朝倉が出演するのは6月27日です。

6月27日(土) 会場:東京都美術館講堂
「ハピネス大国オランダのイエナプラン教育に学ぶ -クリエイティビティの本質-」
時間:12:00(開場11:30)〜16:30終演
出演:リヒテルズ直子、朝倉景樹、東京シューレ出身者

6月28日(日) 東京都美術館
「グローバル時代の公教育の未来を考える -競争から共創へ-」
時間:12:00開演(開場11:30)〜16:30終演
出演:佐藤学、リヒテルズ直子

【参加費】
1回:3500円 2回:6000円 学割(1回2000円 2回3500円 ※学生証提示あり) 子ども教育立国特別会員(1回3000円、2回5500円)※両日参加される方は2回参加券をお申し込みください。

子ども教育立国一般会員募集中 入会費3000円(年間費初年度無料、次年度以降3000円)で年間1回子ども未来塾主催レクチャー無料。会員向けメール配信あり。その他特典あり

お申し込みはこちらをクリックしてください(子ども教育立国HP)

■出演者プロフィール

リヒテルズ直子(Naoko Richters-Yasumoto)
下関生まれ福岡育ち。九州大学大学院修了(比較教育学修士、社会学博士課程修了退学)。1981-96年、マレーシアへ研究留学を皮切りに、ケニア、コスタリカ、ボリビアに暦住。1996年よりオランダ在住。以後、オランダの学校教育と社会制度について自主研究を続け、著作・論文・講演等を通して発表。オランダへの各種視察団体のコーディネーションのほか、日本でも精力的に講演活動を続ける。在日オランダ大使館等に協力しオランダの教育専門家の日本への招聘にも数度にわたり協力している。日本イエナプラン教育協会特別顧問(設立時代表)。「オランダの教育」「オランダの個別教育はなぜ成功したのか」「オランダの共生教育」など著書多数。http://naokonet.com

佐藤学(Manabu Sato)
1951年広島生まれ。学習院大学文学部教授、東京大学名誉教授。教育学博士(東京大学)。日本教育学会前会長。主な著書に『カリキュラムの批評―公共性の再構築へ』(世織書房 1996年)、『教育改革をデザインする』(岩波書店 1999年)、『学びから逃走する子どもたち』(岩波書店 1999年)『学校改革の哲学』(東京大学出版会 2012年)など多数。共著、編集に『子どもたちの想像力を育む―アート教育の思想と実践』(東京大学出版会 2003年)、監修に『驚くべき学びの世界 レッジョ・エミリアの幼児教育』(ワタリウム美術館編 東京カレンダー 2011年)など。

朝倉景樹(Kageki Asakura)
1965年京都府京都市生まれ。教育社会学者。国際基督教大学卒業。その後英国に留学して社会学を学ぶ。不登校、フリースクールについてのエスノグラフィーによる研究を行う。現在は、東京シューレが運営するシューレ大学におり、国内外の不登校、フリースクール、オルタナティブ教育の研究をしている。著作に『登校拒否のエスノグラフィー』(1995年、彩流社)他。

小貫大輔(Daisuke Onuki)
東海大学国際学科教授。1988年よりサンパウロのファベーラ(貧民街)でシュタイナーの思想をもとにコミュニティー作りに取り組む「モンチ・アズール住民協会」に参加、その後もブラジルで自然分娩推進や子育て支援の国際協力活動に携わった後、2006年に帰国して現職。日本では、ブラジル学校やシュタイナー学校などのオルタナティブ学校を応援する活動に関わる。著書に『耳をすまして聞いてごらん-ブラジル、貧民街で出会ったシュタイナー教育』(ほんの木、1990年)、「ブラジルの市民社会と日本のブラジル学校」 (東海大学教養学部国際学科編 『第4版国際学のすすめ-グローバル時代を生きる人のために』 東海大学出版会、2013年)他。