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自由に向けてのメタモルフォセス

『ミンドゥルレ』2007年 5・6月号に寄稿した文章です。

『ミンドゥルレ』は韓国における脱学校、オルタナティブ教育に関する情報を発信している雑誌です

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自由に向けてのメタモルフォセス

 人が自由になっていくということは、なんとダイナミックなことなのだろうと思う。元来、メタモルフォセスは生き物が自らその姿を変えることを指す生物学の言葉だ。ヤゴからトンボになったり、おたまじゃくしが蛙になったりすることを意味する。メタモルフォセスという語を使うのは、成長するという側面を示唆したいからではない。この変化が、体の内側から変わる大きな変化だということを表したいと思ったからだ。トンボや蛙は、メタモルフォセスで実に呼吸の仕方まで変えているのだ。さらに、自由に向けてのメタモルフォセスがダイナミックに感じられるのは、この変化がその生命体だけにとどまるのでなく、自分の周り、つまり社会へも働きかけていくような変化であるからだろう。
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